ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

2号機を選んだ経緯

2号機購入にあたり、こだわりと折り合いの経緯を書きます。振り返ると、遊びのことでよくもここまで考えたなと思ってます。また、ここまで付き合っていただいた師匠に改めて感謝です。

 

1.2号機検討のきっかけ

3年前に伸び悩んでいることを師匠に相談。その後、2・3か月に一度のペースでご相談に伺い、ステム長やサドルの高さを調整していただいたり、FTPを計測していただいたりしました。

1年間ご相談した結果、ステム長が90㎜から120㎜とかなり長くなり、またFTP計測等々でハンドルがしなっていてパワーをロスしていることがわかりました。

そこで、

・フレームを大きくする。

・剛性の高い素材にする。

となるので、2号機が欲しいと思うようになってきました。

ちなみに、1号機は購入してから2年間は同じセッティングで、お店で設定してもらったので、変えないのが良いと思ってました。

 

2.機種選定その1

昨年(2018年)の3、4月頃から、2号機はエアロロードバイクで検討始めました。1号機がSpecializedなので、S-WORKSと同等のフレームのVenge Proが第一候補(というより一本釣り)としていました。ただ、2017年までのVengeは、Tarmacと比較して重量があると聞いていたので、2018年モデルに期待していました。

2018年富士ヒルクライムの前日祭に、Specilaizedのブースにお邪魔した際、6月末までにNew Vengeの発表予定と聞きました(このように直接的にはおっしゃってません、念のため)。そして6月末、2018年モデルのS-WORKS Vengeが発表されました。S-WORKSは予算的に無理なので、フレームは同グレードで、ホイール・コンポをUltegraにしたVenge Proの発売を待つことにしました。

そして、7月頃Venge Pro発表。2号機はVenge Proで方針固めるも、先代Venge Proより価格が上がっていて、また、フレームサイズも1号機と同じサイズだったので、即購入には至りませんでした。 が、来シーズン(2019年)は、2号機はVenge Proと決めていました。

欲しかったVenge Pro↓

 

3.機種選定その2

Venge Proがとても売れていて在庫待ちが続いていました。例年、年明けからロードバイクが安売りを始めるので、そのタイミングで狙っていたのですが、たびたび師匠に、入荷や納車の状況を伺うと、納車が当面先(1月に注文しても10月?!)になることがわかりました。これでは、2019年シーズンの開始には間に合わないと判断し、Venge Proはあきらめることにしました。

Venge Proの予算内で、他のエアロロードバイクを検討を始めました。会社の同僚からコスパ最高のCanyonを教えてもらったり、Cannondale System Sixも検討しました。 

 

4.機種選定その3

Canyon、Cannondaleの完成車を買うか、フレーム組み(フレーム、ホイール、コンポ等すべてカスタム)にするか考えました。決めては完成車のホイールのリムハイトが60mm級なので、乗りこなせない、横風への恐怖等々あり、フレーム組みにしました。そして、万国共通最強の判断基準“コスパ”と、メンテナンス等々の後々に相談できる師匠の存在があり、Canyon Aeroadのフレーム組みに決定しました。

 

5.コンポの選定

ほとんど迷わずに、色々と縁のあるシマノ社に決定。そして、Venge Proを意識して、Ultegra Di2にしました。

 

6.ホイールの選定

ホイールも非常に悩ましい選定でした。師匠からは、競技だけに使用しないので、クリンチャータイヤ(パンク修理がしやすい)がおすすめとのアドバイスを受け、探し始めました。しかし、クリンチャータイヤのディスクブレーキのホイールがなく、3月・4月頃の新製品の発表を待つ方針としました。50㎜のリムホイールは持て余しそうなので、Bora 35をベースで考えていました。

Googleでホイールを探す日々でしたが、2月末に偶然トーケンのホイールを見つけました。諸先輩方のブログを拝見したり、師匠のアドバイスを受け、トーケンとし、あとは3・4月頃に安くなるタイミングを見て購入することに決定しました。

2月末、たまたまGoogleで検索したら、半額近い値段で販売しているサイトを見つけました。↓

リムハイトが36mmのホイールを買おうかどうか1日考えていたら完売(驚)。まだ在庫があった52mmのミドルディープリムを即購入しました(笑)。

 

以上まで、2号機を選定にあたっての、こだわりと折り合いでした。

 

・後述

3月頃から Venge Proを見かけるようになりました。ちょっと切ない気分になることもありますが、3月頃に入手できた方は、昨年(2018年)7月頃の発表と、ほぼ同時に購入を決めた方らしいです。購入を即決された方と、いまでも大ヒット中のVengeを作ったSpecialized社に敬意!

自身で感じる体調と心拍数

体調を記録する意味で記述します。

ヤビツ峠や尾根幹であったり、セッティング変更後には、師匠にガーミンデータを分析していただいてます。 先日のヤビツ峠では、体調(疲労、メンタル等々含め)は、感覚的に60%でした。このけして良くはない体調が、心拍数に現れていました。ヤビツ峠後に分析をお願いすると、師匠より、平均の心拍数がいつもより10~20高いとのこと。調子が悪くてもパワーは変わらないらしいのですが、心拍数に影響が出るそうです。

こんな時は、無理に追い込んだトレーニングではなく、フィットネスレベル、LSDレベルで、体内の不純物を排除するような感じが良いようです。なので、平日は無理にローラー台はせずに、自宅から最寄り駅までウォーキングをしたり、次回はポタリング的に走ろうと思っています。

この状態は、突発的になったのではなく、2月3月は仕事・私生活を含め、体調がいまいちと自覚していましたが、数値になってあらわれると、まあ仕方がないと納得感があります。調子が上がらないときは、やる気がなくなったのかわからず、焦ったり、落ち込むこともあったのですが、こういった数値から体調を把握することも大切だなと気づかされました。

2月3月の不調の原因が、花粉症なのか、寒さによる疲労なのか、それとも何かあるのか、不明確ですが、1年間ずっと体調が良いことは稀なので、体調が悪い時は悪いなりにやり過ごすことも必要かなと・・・。

やはり厳しいヤビツ峠

ヤビツ峠にチャレンジしました。前回の尾根幹の感触から、自己ベスト更新を期待していたものの、そう簡単にはいきませんでした。

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1号機では、“筋力・心拍ともに限界までせめて苦しくもがく”から、2号機は“頭を使って、ペースを意識できる”感触がありました。筋力・心拍とも、攻められるような感触はあり、蓑毛の激坂区間ケイデンスを上げてクリアできたのですが・・・。

やはり、

・まだまだ練習たりない。

・体が絞れていない(3kg増えた)。

・2号機の感覚がつかめていない。

等々できていないことはいくらでもあります。6月の富士ヒルクライムに向かって、何とかしていきたいと思います。

走りそのものとして、まずかったことは、

・適切なケイデンスとギアがつかめなかった。(前半ケイデンスが高すぎ)

・ダンシング(踏みすぎている)

蓑毛、菜の花台すぎてからの激坂では割と回せてました(1号機のように踏みまくらないとクリアできなかった。)。しかしながらヤビツ峠全体として更新はできませんでした。前半飛ばしすぎたのか、蓑毛を意識しすぎたのか(Stravaで蓑毛区間は自己ベストを更新)、後半落ちました。

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発見したこと

 ・右足の膝が外向きになることがある(クリートの角度を調整してみる。)

・ダンシングの乗り方(ヤビツ登りの計測後に発見)

この右足の動きは、左右バランス(右が48%,左52%)に差があることの原因にも思われます。この件についても追って記事にしたいと思います。 

トータル100km走りましたが、ヤビツヒルクライムから1時間経過してからフレームの硬さが体を削り始めました。最後の10kmは普通に座るのがつらく、道のちょっとした段差も体に響く有様。2号機はポタリングには向いていません(笑)。

 

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ヤビツ峠を下る途中で、きれいな富士山と桜は最高でした。

 

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尾根幹1.5往復

天気も良く、桜もきれいに咲いているので、尾根幹まで実走しました。キャニオンに乗り始めて1か月、ようやく慣れてきたので、知ってるコースでようやく試そうと思いました。

最も気にしていたのが、“エアロフレーム”、“52mmのディープリム”で坂に対してどうなのか、ということでした。雑誌のインプレッションやブログなどで、エアロフレームは重い、ディープリムは重い等々とあったり、一方で登れるエアロフレームという触れ込みがあったりと、とても悩ましく、気合を入れて購入したものの悶々としていました。

そんな気持ちの中で、意を決して、アップダウン・平坦区間を試せる、Strava計測区間があって1号機と比較できるということで、尾根幹を走ることにしました。

自宅から尾根幹まで1時間程度走ります。ところどころに坂があり、感触は悪くありません。そして、多摩卸売市場前の交差点から、いよいよ尾根幹を走り出しました。ベンツ前の坂ですが、悪くありません。アップという意味で矢野口駅まで行き、くじら橋、バーミヤン坂を目指します。

くじら橋までもアウターで上れました。また、バーミヤン坂でインナーにしましたが、バーミヤン坂以外ではアウターで上れました。

ここまで走り、エアロフレーム、ディープリムでも坂を登れるという感触が得られました。その後のセクションでは、スプリント的に踏み込んでみたり、ケイデンスを上げてみたりといろいろと試してみました。

わかってきたことは、

ケイデンスを上げたほうが進む。

・踏み込むと、その反動のようなものが足に響く

といったものがありました。2点目の反動のような感触は、おそらくフレームの硬さなのかと思います。そして、疲れやすい、脚を削られる、というインプレッションがあったのですが、これが原因かなと思いました。トッププロのパワーにも対応するので、この硬さは必要なのかもしれません。

バーミヤン坂を上った時は、ダンシングをするなど1号機と同じ乗り方をしたのですが、ケイデンスを上げた場合を試してみたくなり、南多摩斎場で折り返し、もう一度バーミヤン坂を登ることにしました。この時はダンシングせずにケイデンスを上げて登ってみました。タイムは同タイムだったのですが、登り切った後はケイデンスを上げたほうが足が残っていて、下りにスムーズに切り替えられました。 

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尾根幹から自宅まで、恩田川沿いを走ります。桜が満開で自転車の機動力が活きますが、上や横を見ながらの脇見運転になってしまいます。また歩行者の方も、桜を楽しんでいるので急に立ち止まったり、方向を変えたりされるので、気が抜けません。

 

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キャニオンに乗り始めた当初は、首、上腕、肩甲骨の下、下腹、腰、膝に相当なダメージに近い筋肉痛がありましたが、走り終えて10時間経過した後でも、軽い筋肉痛というレベルです。やはり、キャニオンに慣れてきました。

桜は、来シーズンになりますが、尾根幹を走った手応えを、さらに深めるために、ヤビツ峠でのインプレッションをお伝えしたいと思います。

 

3月31日ローラー台練習

桜がきれいに咲いているのでポタリングをしようかと思ってましたが、昨日の疲れがあり実走せずにローラー台です。右足の付け根あたりからの動かし方に新たな感覚(痛みや故障な感じではないです)がありました。また、左肩・左肩甲骨を上げる癖があるのですが、今回はリラックスして下制できました。

左右の股関節を通った縦2本の軸のようなものが通った感覚が出てきました。少しキャニオンに慣れてきました。

(最大パワーは誤計測と思います。)

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バイク2号

2台目のバイクです。

フレーム:CANYON AEROAD CF SLX

ホイール:KONAX PRO Disc

コンポ:Shimano Ultegra Di2

サドル:Specialized Power Expert(写真とは異なります)

3月初旬に納車されました。今は慣れるための走りこみです。本日までのインプレッションは、フレーム・ホイールともに“何もない”というのが正直なところです。

確かに1台目(Specialized Tarmac)より硬い感じで、30km/hを超えてからは、簡単にスピードが上がります。先日の彩湖エンデューロでは、単独でも35km/h巡行ができました。また、横からの突風にも、あおられて慌てるようなことはありませんでした。そして重心位置は低く、コーナリングは曲がりたいだけ曲がるといった印象です。

ただ、サドルは俊逸で、硬さ柔らかさがちょうどよく、長時間乗っても痛みとは無縁と思えるようなものでした。11時から12時あたりで、股関節あたりに“つかえる”ような感覚がなくなり、いつもより足が高く上がる印象です(1台目とジオメトリーが変わったこともあるかもしれませんが・・・)。

敢えて言うのであれば、“クセがなくどこまでも速く走れそう”で、シミュレータのように実際も走るということかもしれません。乗れるのも乗れないのもエンジン次第ということで・・・。

後に、2台目バイクを選ぶ経緯をお話ししたいと思います。

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2019年3月30日ローラー台練習

 

桜も咲きつつあるので、尾根幹、ヤビツ等に実走しようかと思っていましたが、妻が外出なので、長男と留守番です。3本ローラー台で負荷をかけていないので、実走ではありえないスピードで走ってます。また、信号停止がないのでとことん走れます。パワーはPowerTap POWERCALで計測しているので、最大パワーは誤計測です。PowerTap POWERCALの最大パワーは、ありえないパワーをよく計測します。このあたりが正確に計測してもらえるといいのですが・・・。

負荷なし3本ローラーの60km走行タイム=富士ヒルクライムのタイムと勝手に換算してやってみました。今日の練習では、ぎりぎりシルバー達成になりますが、実戦ではそんな甘くないわけで・・・。

練習後は、BCAAサプリを取り、玄米ご飯とフェジョン(ブラジルの豆料理)もどきを作っていただきました。

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