ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

12速の意味が分かった。リア30Tが欲しい

先日、東京オリンピックの道をたどりに、山中湖から、籠坂峠、富士スピードウェイ、明神峠、三国峠、山中湖周回などなどしました。おおよそ40kmほどの距離、せっかくなので少しウロウロしようと、ファナック株式会社の本社や忍野八海など、富士ヒルなどで近くに行っているものの素通りしているところも走ってみることにしました。

サポートカーを適当な公営そうな駐車場に停め、ボトルやらエネルギー補給やらゴソゴソ準備をし、早々にスタートします。天気よく、気温も秋めいてきたのでとても走りやすいです。籠坂峠は何度も走ったことがあるので、ウォーミングアップにいいかなと上から目線で臨みます(笑)。その後、須走までダウンヒルです。南風が強く時々タイヤが煽られます。調子に乗るとまずいパターンです。

富士スピードウェイの周囲を通り、パラリンピック ロードで杉浦選手がアタックを決めた登りを味わいます。直前までアップダウンがあってからのきつい登りなので、アタックされたら心折れると思いをはせます。

そして、いよいよ明神峠三国峠の入口に入ります。最初の5分は、ケイデンスを80、90にして頑張ってみます。ですが、ギアがすぐに最後の1枚になります。ケイデンスもどんどん下がります。10%超の坂は、ちょっとした区間で経験してますが、ずっと10%~17%の坂は未経験です・・・。時々景色が広がりますが楽しめません、写真撮る余裕などありません。頭・顔からの汗の塩味が濃くなってきます。勾配は、最低10%で時々15%超です。ダンシングをしたり、ポジションを下ハン、ブラケットに変えたりしますが、腰がパンパンに張ってきます。ケイデンスは45あたり、スピードは7km/h位になります。最大勾配の付近では押して歩くか、最後まで頑張るかギリギリになってきます。

で、なんとなく明神峠を過ぎます。少し勾配が緩みます。15%は越えないですが、10%超える区間が続きます。ここまでくると脳の活動は停止に近いものがあります。そしてようやく、三国峠に到着しますが、ちょっとした駐車場だけで、ヤビツ峠のような売店があるわけではなく、あっけない感じでした。

レンズが曇りました・・・

ようやく下り。そうすると、とんでもない絶景が待ってました。秋なのでススキがきれいです。また、峠を登ったからこそ感動できる風景がありました。展望台にいた方々は、あのオッサン登ってきたのかなと引いたでしょう・・・。

絶景

山中湖からの富士山(ありきたりな場所からです)

昨年はYouTubeで明神峠の中継されていました。”あー、新城選手千切れた、バルベルデが千切れた、ニバリ終わった”とか言ってました。いざ自分でやってみると反省です、ごめんなさい。そして、この登りでアタックをしたポガチャル、ついていったクフィアトコフスキ、カラパスの異常ぶりには驚く以外何もありません。

平均10km/h切り・・・

東京オリンピックの記録。2倍な速さ・・・。


で、12速の意味ですが、コースを知っている場合は、フロント/リアのスプロケのサイズを変更して自分の体力と調整することができます。が、スプロケサイズ変更するには、それだけパーツを持ちチェーンの長さ調整もできないと厳しいです。それを多段化(12速!!!)にすれば汎用性が上がって、自分の対応範囲が拡げることができます。初めてのコースでも、どノーマルな状態でも”あたり”をつけやすくなると思います。

一方で、勾配15%を超えると異次元のきつさでした。30Tがあったら少しは変わったのかなーと思ったり・・・。

今シーズンの富士山周辺は終わりにします。来年、裾野あたりを含めもう一度明神峠・三国峠いってみようかと思います。

最後に、道中後輪パンクしましたが、タイヤをてきぱき外し、ようやくCO2ボンベを正しく使えました(笑)。