ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

ネジ山なめてしまいました・・・

ネジを使った製品には、箇所毎にトルク上限が決まっています。ママチャリのように鉄の部品で構成されていれば、力いっぱい満足するまでの締め付けてもそれほど問題ありません。しかし、ロードバイクは鉄だけではなく、アルミニウム、カーボン等々と様々な材質の部品で組まれています。力いっぱい締め付けると最悪の場合フレームを割ってしまいます。なので、シートの高さ調整やハンドル周りの整備をするときには、トルクレンチを使っています。

物事の発端は、ディスクブレーキにありがちな"ブレーキの音鳴り”です。冬の朝などの気温が低い時期にリアが”音鳴り”していました。調べていくとローターやパッドの汚れが原因にたどり着きました。なので、ブレーキパッドを外す際は、このネジ(下記写真の赤い○のネジ)を緩めます。

f:id:nakajima-takuya0909:20200811194904p:plain

赤い○がディスクブレーキパッドを固定するネジ

この時もブレーキ関係なので力いっぱい締め付けました。1回だけだったのでネジ山は耐えてくれました。その後は師匠にメンテナンスしていただいたので、トルクの感覚は分からずにいました。6月になりフロントが”音鳴り”するようになりました。リアブレーキで”音鳴り”の対策をやったので、フロントも同様にブレーキパッドを外して洗います。そして、ネジを思いっきり締めます。毎週乗るたびに音鳴りがしたので、数回繰り返しました。とうとうネジ山がなめてしまいました・・・。こうなるとネジは外せないのでブレーキパッドを外して洗うことはできません。でも音鳴りはするので、師匠にお邪魔するまで、有効期限が切れたキャッシュカードにキッチンペーパーをまき、ブレーキパッドに挟み込んで洗いました。

で、先日師匠にお邪魔し、やってしまったことを伝えお願いをいたしました。しかし、柔らかい真鍮の素材だったらしく、一般的な”なめたネジ”の外し方ではいかんともならず、一旦ブレーキパッドそのものを他のものに代えていただきました。私のブレーキパッドはしばらく入院です。なお、ブレーキパッドのこのネジは、パソコンやゲーム機のネジを締める程度でした。無知とは恐ろしいですが、こういったことは残念ながら失敗したり壊したりしないとわからないです。幸いにして師匠に助けていただいたので、取扱い方は分かったので次はなめません。その後、無事”なめたネジ”をとっていただきました。

あと、ディスクブレーキでもう一つやってはいけないことは、タイヤを外すなどローターがない状態でブレーキをかけてはいけません。ブレーキパッドを押すピストンが戻らずブレーキが利かなくなります。こうなったら自転車屋に修理してもらうしかありません。これも私の失敗の一つです。

で、整備もしていただいたので、本日も小山台にお参りし、帰りに山田うどん食堂のパンチA定食(冷やしうどん)でカロリー補給しました。消費カロリーのほうが多いので大丈夫のはず(多分・・・)。

f:id:nakajima-takuya0909:20200814190829p:plain

パンチA定食