ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

山の神はロードバイクより速い。箱学は本当に速い。

先日夏の盛りに、会社の同僚と自転車仲間と、江ノ島~箱根を走りに来ました。自転車を始めてから箱根駅伝のコースを走りたいと思っていましたが、他のコースを走ることを言い訳にして怯んでいました。というのは、改造マウンテンバイクで小田原に行ったキツイ思い出、20km以上続く上り坂にビビっていました。同僚に誘われて観念して同行することにしました。

9時に江ノ島駅に集合し、コンビニで補給食等々を購入後9時30分に出発。その後、134号線をひたすら西に進みます。同僚の40km/hの怒涛のような鬼引き。最近、強いチームの練習会に毎週参加していて鍛えられています。今年になって彼の鬼引きのごちそうになっています。

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綺麗になった江ノ島駅

箱根湯本の付近に11時頃到着後、長めに休憩し、いよいよ旧道を登り始めます。箱根駅伝5区を見たことがあったり、車で登ったりしましたが、実際にロードバイクで走ると全く違います。相変わらず同僚についていきます。しかし、同僚は前日に鬼のような練習をした後、134号線を鬼引きしたので、疲労感は何となくあります。競うつもりはありませんが、ついつい競ってしまいます。初めてのコースなので無理にアタックしません(笑)。ひたすらついていきます(大笑)。大平台、宮ノ下、小涌谷等々と聞いたことがあるポイントを通過します。ところどころ勾配が10%ぐらいになります。同僚はダンシングで頑張ります。私も少しダンシングしてケイデンスを上げて頑張ります。同僚限界に近づいた感があって失速します。で、抜こうとしますが、同僚踏ん張ります。しばらくして、同僚がまた失速、で、もう一度抜こうとしますが、踏ん張ります。”ゆさぶり”をかけて返り討ちになるかもしれないので、しばらく様子を見てました。結構厳しくなってきて、国道1号線の最高地点に到達する頃、同僚はアタックを仕掛けました。同僚は一度上ったことがあるのでコースを知っていました。千切れる私、拳を突き上げる同僚。悔しいやら悔しいやら。上りがようやく終わり下り区間に入ります。でも、その先に長い上り坂が見えました。同僚がそこで失速すると期待しましたが、私も上りが続いたので、足が動かず下りでスピードを稼げず、差は縮まりません。私も最後の上り坂を登りきり、最後の下りに賭けます。100、200m先に同僚が見えます。少し足が回復したので、最後の区間とわかっていたので攻めました(笑)。何とか追いつき、ぶち抜きました(笑)。周りに車が全くなかったのでできたことです。遊びでも、日に日に強くなっている同僚に勝てたのはうれしいです(笑)。でも、これが最後かも・・・。ちなみにタイムは、山の神に負けました・・・。

ゴール後はコンビニになだれ込み、先に上り終えたライダーの方と語ります。初めてお会いし、その後おそらくお会いできないですが、同じ坂を上った仲間として、"お疲れ様でした。”、”今日は暑いですね。”、”どこから来ましたか?”と声をかけていただき、しばらくホイールや大会など自転車談義。そして去り際には”お疲れ様でした。”、”お気をつけて”と年齢関係なく、つかの間のひと時を過ごします(こちらから女性に声をかけることは、いろいろな意味で問題になりそうなので、できません・・・)。

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茶番なゴールシーン(笑)

折角、箱根に来たので少し観光と思ったのですが、天気が悪くなってきたので早々に戻ることにし、下った後の休憩後、134号線を3人トレイン組んで帰りました。追い風だったので、割と良いペースでした。でも、しばらく箱根はいいかなー。