ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

2021夏筑波2&8耐 少し順位競えたました・・・(長いです)

2年ぶりに夏の筑波8耐に参加しました。台風が近づき雨の予報もあって、コースの一部が濡れたりして少し不安定だったりしましたが、猛暑レベルではなく風も穏やかで良いコンディションでした。このようなイベントを開催していただいて感謝です。また、参加した方々も感染対策をされて一緒に走れたことにも感謝です。実走できて競えるのは貴重な機会で、また次回・来年もお願いいたします。

今回は2時間ソロと8時間チーム戦(リレー形式)にエントリーしました。2時間ソロは、午前中のみで連続的にスピードを維持しレースの経験値をあげるため、8時間チーム戦は、ロードバイクを始める原点のためです。

筑波8耐メンバーとも2年ぶりに会い、以前と変わらない様子でした。ジャージもそろい、いい感じです(笑)。テント設営したり、バイクの準備、着替えをしながら自転車談義をしながらワイワイガヤガヤします。こういった自転車談義も2年ぶりです。

試走を終え、補給と補給の準備(ボトル2本:ポカリスェット、スタート前に、エナジージェル2個、カロリーメイト大1箱、アンパン2個)をします。スタンディング形式のスタートで、ゼッケン順に並びます。ゼッケンはチーム、ソロ(2時間、3時間)といったカテゴリーに関係なく申し込み順で、ゼッケンからは参加カテゴリーがわかりません。スタート後の速い集団に入るため、周りの方々の体つき、ボトルの本数、バイクの洗練度を見て、前に行こうとしている人を探します。ただ、チーム参加の場合は、ゼッケンの後に出走順(-1、-2、-3等)が記載され、これが後の勝負所のポイントになったりします。

いよいよ9時になりスタート。例年に比べて参加者が猛者の方々含めて少なく、スタート直後のアタックレベルの抜けだしはなく、徐々に前のほうに位置取りできました。5,60台といった大きな集団となります。こうなると誰がチーム参加かソロ参加なのかわからず様子見が2,30分ほど続きます。20分経過したあたりから、チーム参加の方々がピットへメンバー交代のサインを出します。そうするとチーム参加のゼッケンがわかってきます。チーム参加の方々に先頭をひいてもらっても悪気は全くおこらず(笑)、むしろもっと引いてくれ、チーム戦の方々でもっとやりあってくれ、という考えがおこります。他のソロ参加の方も同様に観察していた様子で、時々、ペースアップやアタックを仕掛けたりしてましたが、全く反応しませんでした。速い集団の尻尾のほうで大人しくついていきます。

1時間を経過したあたりから、チーム戦でも3番手になったり、ソロ参加者も疲れが出てくるのでペースが鈍ります。そうした時にちょっとずつ集団が小さくなっていくとともに、20~30番手あたりで位置取りをします。ソロ参加の方々が先頭をひくことがでてきました。これに参加しないと最後に順位をとってもあまり気持ちの良いものではありません。ということで2,3周程先頭をひくこともありました。とはいえ、他のソロ参加者の方々と比べたら少なかったと思います。ペースアップしてふるい落としたり逃げの仲間を探したりしていたかもしれませんが・・・。

1時間30分経過しても先頭集団に残れていました。チーム戦の方がアタックを仕掛けてもガン無視(笑)。メンバー交代する人には最後ぐらい先頭ひけ、新しく入った人には元気なんだから先頭ひけ、という思いで先頭交代には入らず、ひたすらせこく後ろについていました。もしかしたら、最後にスプリントしたら表彰台いけるかもと思えるようになりました。

1時間40分経過したあたりで2時間ソロ参加者がほぼ確定しお互いわかります。チーム戦の方と組んで逃げないか、単独で逃げないかなどなど、思惑が駆け巡ります。ここで正々堂々(笑)と先頭をひいたり、前から10台目あたりの位置取りをして、ちょっと名乗り上げたようなこともしました。このような状態が15分程続きました。

残り6分。周回数にすると残り2周になります。いよいよ先頭集団があわただしくなります。チーム戦の方々も一緒にペースを上げて集団にのってくれます。先頭交代にも入ってくれます。2時間ソロ組は少し後ろに位置取りし最後のスプリントにかけようとしている様子でした。この状況に全く気付いておらず、5番目あたりで位置取りしてました。前にはソロの方が1名いるかいないか、残りはチーム戦の方々です。

残り1周に入るとき、前から3番目に位置取りしてました。前の二人はチーム戦の方々。お二人の引きに期待しましたが、何かを察してか、早々に先頭から離れることになりました。あと半周、せめて1/3周引いてもらったら、とてもおいしい位置取りでした。この時の絶望感はとんでもないものでした。でも、ここまできたら後に引けないので、先頭をひきます。先頭交代の合図を出しても代わってくれるわけがなく、ひたすら引きます。そして、いよいよ最終コーナー手前で後ろの4,5名がスプリントを仕掛けます。出遅れました、追いかけられるほどの足は残っていませんでした。スプリントの格好はしましたが・・・。

公式結果は出ていませんが、6位あたりになりました。レースらしいレースができ、駆け引きみたいなことにも加わり、望外な結果です。もう少しで表彰台に上がれた、あわよくば1位になれたかもしれないと思うと残念です。ただここでハプニング。上位に入った方々は2時間の数秒前にゴールラインを通過してしまい、もう1周レースが続いていました。なので、表彰台には思っていた方々と違いました。まさにこれもレースです。

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2時間ソロのサマリー

2時間ほど休憩を入れて8耐チーム戦に参加します。ソロ参加者がいなくなったので、集団もばらけます。7,8周毎に交代です。楽に速く走れないですが、やはり交代できるのは助かります。

そして、いよいよ最終スティント。例年であれば、いつものメンバーがトリを務めてくれますが、事情があって残念ながら不参加。不発のスプリントを見て不憫に思った監督やメンバーから、順位関係なく最後にスプリントしてとのご期待(指示?)もあって、トリを務めました。先頭集団に合流してから集団の15番目あたりでスプリントをかけられる位置取りをします。残り15分ほどになると先頭集団内で駆け引きが始まります。スプリントに持ち込もうとするチームとペースを上げてふるい落とそうとするチームです。上位は同一周回で同じ集団内にいた様子で、ペースを上げても同じようについていき、逃げをかけたチームに対しても無視してました。逃げをかけたチームも単独では逃げきれないのか集団に戻ってきます。

残り10分。最後にスプリント勝負する雰囲気になり、ペースもガクッと落ちました。皆スプリントに備えて足をためています。10番手あたりの位置取りをします。残り2周あたりからペースが上がります。残り1周でさらに上がります。上位の方々が前のほうで引いています。最終コーナーに入ってスプリントが始まります。2時間ソロの残念さを晴らすべく、思いっきり踏みます。左側にスペースが空いていてさらに加速(多分)。先頭集団の中でトップでゴールラインを割りました。が、ここでもハプニング。”残り1周”という非情のアナウンス。ゴールの5時過ぎてるのに・・・と思いながらも主催者の判断で更に1周。残り1周になるとブルーフラッグが提示されるというルール!これまで順位を競ってなかったので気にしてませんでした。周りを驚かせることはできましたが、順位を競っている方々からしたら迷惑です。そして、本当の最終周回。同じような展開でスプリントに入りますが、足は残ってませんでした・・・。その後、"お疲れ様でした”、”ありがとうございました”と声をかけていただいて、順位に関係ない部外者だったのでありがたいやら恐縮するやら申し訳ないやら・・・。

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8耐チーム戦最終スティントサマリー

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無事終わり表彰式の様子

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第1コーナー。少し登りです。ここも駆け引きポイント

こういったイベントでしか会うことがない方々と、協調したり駆け引きしたり、最後は御礼や挨拶をしたりして、また次回/来年もやりたくなります。