ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

パワーメーターの違い

師匠からのサポートがあって、様々なパワーメーターを試すことができました。これまで使ったパワーメーターは、PowerCal(心拍から推測)、Garmin Vector2(ペダル型式、両足計測)、Garmin Vector3(ペダル型式、両足計測)、4iiii(クランク型式、片足計測)、SHIMANO FC-R9200-P(クランク型式、両足計測)で、今は、Garmin Vector3、SHIMANO FC-R9200-Pを使っています。

いずれのパワーメーターでも、パワートレーニング、レース/イベントでコンディションの変化がわかります。精度は、SHIMANOGarmin Vector両足計測>片足計測>心拍型式(ほぼ絶滅・・・)。コスパは、その逆です。

ペダル型式とクランク型式の選択にあたっては、今あるバイクにお手軽に後付けしたい、クランク長が決まっている、ペダリングベクトルを計測したいかどうかになるかと思います。クリートの位置やフィッティングに向けたデータ取りには、ペダル型式がいいかなとも思ったりします。Garminはコロナ前までは、ときどき奇跡的な価格で販売されてました。

それぞれパワーメータを使った印象です。

PowerCal(心拍から推測):コスパは最高。パワーはアルゴリズムによる推測値。精度は悪くない程度。瞬間的な異常値(2,000W)が毎回測定されました。

4iiii(クランク型式、片足計測):コスパは悪くないです。ケイデンスは正確です。左右バランスの違い、両足でのパワー算出アルゴリズムを介すことなどで誤差が大きくなる印象です。パラメーターで左右差や誤差の制御ができますが、150W以下、290W以上は誤差が大きく感じました(個体差かもしれません)。

Garmin Vector2/3両足計測:パワーやケイデンスの精度はSHIMANOと同等のレベル。ペダルの踏む位置(母指球側、小指球側)が0.1mm単位で測定でき、ペダリングのスタート/エンド、ピークパワーのスタート/エンドが測定できます。Vector3はLOOKペダルのみ。RallyはSHIMANO、LOOK、スピードプレイにも対応(価格は微妙に異なります)。測定結果は、Garmin Connectにまとめて管理できます(分析には結構重要)。

Garmin Vector2/3、Rallyの場合、パワーフェーズ、ピークパワーフェーズ、ペダル踏む位置などがわかります。

SHIMANO(旧Pioneer) :数値の精度はGarmin Vector2/3両足計測と同レベル。ペダルの踏む位置は測定できません。ペダリングのスタート/エンドは表現されないが、パワーの数値とともにベクトル表示します。無駄な方向に踏んでいるのが(痛いほど)よくわかります。TSSなどGarminが商標権を持っている指標はGarmin側で、ペダリング分析はSHIMANO CONNECT Labでと使い分ける必要があります(これもアプリやプラットフォームサイトつくれば解決できるかな・・・)。

いいところ抜き出しました(笑)。

パワー自体の数値も大切ですが、ペダリング分析であったり、フォームが大切なので、両足計測のパワーメーターのデータからいろいろ分かります。ショック受けることもありますが・・・