ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

来シーズン2024年に向けた(永遠の?)課題

ロードバイクを始めてから、レースで完走できる能力・スキル等々はつき、体重もそれなりに落ちてきました。が、”登りが弱い”の一言です。ニセコクラシックでは、登りと下りだらけで、登りの弱さを痛感しました。またツールドおきなわでは、普久川の登りを2回ついていけないといいタイム・順位にならないです(当前なのですが・・・)。

ニセコの後、月々のトレーニングで距離やカロリーだけでなく、獲得標高を意識するようにしました。今まで海に出るコースが多かったのですが、山を巡り信号が少ないコースを選ぶようにしました。その一つがヤビツ往復です。登りに慣れてきた感はでてきましたが、スイスイ登るようなレベルには程遠いです・・・。

数カ月のトレーニングなのですが、先日のベルマーレヒルクライム教室で、禁断の”どうしたら速くなりますか?”と聞いてしまいました。にもかかわらず、優しく丁寧に教えていただきました。その一つのメニューとして、”3時間程レース強度で走ると地力がつく”とのことでした。また、オフ期間中の体作りの方針もお伺い出来ました。頂いたアドバイスから、大きく下記2点をやっていこうと思っています。

  • 背中の筋肉の強化:そろそろ筋トレ
  • L5とL3レベルの強化:Vo2Maxのインターバルトレーニングメニューと、少し速い巡航ロングライド
    (しっかりとレストを入れて、筋トレと有酸素のメニューは日を分けて・・・)

今シーズンは大きなイベントばかり出ていましたが、来シーズンは練習を兼ねたエンデューロレースの参加回数を増やしていこうかなと。

全体的なパワーアップと体脂肪減らしできるかな・・・。

2023 ツールドおきなわ(長いです。)

スタートからずっと雨風ともに強く厳しいコンディションでした。無事完走できたこと、開催していただいたこと、おきなわの方々には感謝です。

出発日の羽田空港。この日も雨だった・・・

35回も開催していただいています。ありがとうございます。
  • 起床から移動開始まで

5時15分に起床します。ガーミンのボディバッテリーではイマイチ回復しておらず、天気予報は午前中雨の予報とあって、ネガティブになっていきます・・・。起きて早々にフルグラ、バナナ1本、焼き芋小2本(なぜか買ってしまった)、ホットミルクティー、そしていつものサプリを摂ります。

エネルギー補充後、準備を始めます。まずはボトルづくり。ポカリスエット750㎖にパラチノース入りを2本用意します。今年はボトルの補給があるので、少な目でもいけました。そして着替え。ジャージを着る前に、アップオイルとレインジェルを体中に塗りたくります。夏用アームガード、ミレのメッシュインナーの後、勝負ワンピース着用です。

一通り終えたら、天気予報を見ながらストレッチし、雨雲レーダーの様子を見ます。

  • 宿泊地からスタート地点(道の駅 ゆいゆい国頭)まで (25kmほど)

平坦なので今年もウォーミングアップを兼ねて自走しました。雨雲レーダーでは6時40分頃から弱まりそうでしたが、そのような様子は全くなく、覚悟を決めて出発します。上下ウィンドブレーカーを着込みました。去年は小雨で回復基調で移動中40km/hは出せたのが、25km/hが精一杯。ギアは4枚目に入るかどうかでした。コース短縮、中止になってくれないかなとスーパーネガティブモードになってしまいました。到着後、レース用のグローブ、靴下、シューズに交換。ですが、ずぶぬれになってしまいます。8時頃にスタート地点に到着です。

  • スタートまで

Iさんと再会し、IさんとIさんのチームの方といろいろお話。お話しできたおかげで、勝負モードから完走モードに切り替えられました。一方で、時折小雨になりますが寒くて、小学生・中学生のような心境で、参加者の誰かが動いたら動くといった心境でした。雨はやむ気配ないのでレインジェルを塗れるところにもう一度塗りたくりました。集合場所では、Canyon Aeroadが増えていてちょっとうれしく思いました。

  • スタートとパレードラップ

チャンピオンクラス、200kmの方々が通過しました後、いよいよスタートです。スターターも緊張していたのか、1分前、30秒前・・・といったカウントダウンがなく、いきなり”2,1、パーン(号砲)”となり、慌ててスタートします。パレードラップ中、”ブレーキ”の声がかかりますが、ディスクブレーキがラッパとなり、声を出さなくても大丈夫そうでした。ですが、いきなり落車が発生。気合入って緊張していたり、おきなわの道はよく滑る上にヘビーウェットなので滑らないわけがありません。こういったこともあって、”こけずに完走する”と自分に言い聞かせました。

  • レース前半

1回目の普久川の登りは、無理せず早々に千切れました。後半の学校坂、慶佐次、カヌチャなどアップダウンが続くので、完走目標の方と協調していきました。奥の手前でマスターズのトップ集団、第2集団に抜かれました。やはり速い。登りはついていけないです。奥を超えた後、マスターズの第3集団に2回目の普久川の登りまでついていきます。やはり登りが早く千切れます。何とか残っているオープンの方々と、マスターズ第3集団を千切れた方と合流します。ここでボトル1本補給。やはり助かります。

前半では4本ウィンゾーンジェル摂り、ボトル1本使いました。

  • レース後半

学校坂を超えたあたりで、マスターズの第4集団に合流。登りは何とかついて行けそうだったのでご一緒させてもらいました。1回だけ先頭ひきました・・・。その後、慶佐次、カヌチャで集団が徐々に小さくなっていきました。いよいよ羽地の登り。去年はここで尽きてしまったので、脚を貯めていました。頑張りましたwww。同じように貯めていた方がいて、置いていかれてしまいました。登り切ってからダウンヒル、最後の平坦を頑張りましたが、残り300mあたりで限界になり届きませんでした。

慶佐次でボトル1本交換し、慶佐次とカヌチャの手前で残りのウィンゾーンジェル2本とアミノショット1本を摂り、羽地手前でアミノショットで最後の喝を入れました。羽地の登りの前にボトル捨てようかと思ったのですが、廃棄ゾーンではなかったのでそのままに。中身捨てればよかった・・・。

振舞っていただきました。豚汁はテビチで体にしみわたりました。炭水化物&炭水化物&砂糖水www

4時間30分切りたかったのですが去年より3分ほど縮められました。とんでもない天気の中で完走できたので良しとさせてください。ある意味レース度胸がついたかもしれません。また、アップダウンが続く中での走り方もわかってきたりしました。来年に向けた課題もより明確になってきたので良かったかなーと。

前日の午前中はあまり濡れずに走れました。古宇利島を一周してみたりしました。

海洋博公園からの1景。プラネタリウムでの解説によると、伊江島と日没位置で季節・暦を把握してたそうです。北東の風が吹くと夏は終わりらしいです。

東京のイベントで事前予約なしの試走は夢のような話。ちょっとブースを覗いて”SL8いいらしいですね”と言ったら試乗させてくれました。乗り心地いいです。ちなみに優勝バイクです。

風の塔。帰りの飛行機は出発遅れもあって”ぶっ飛ばしモード”な様相でしたwww

 

できたことを数える?できなかったことを数える?停滞?維持できてる? おきなわまでカウントダウン

いよいよツールドおきなわまで1週間を切ってしまいました。あっという間に来てしまったという感覚です。去年のように体重絞れてないし、FTPも戻ってないです。唯一のアドバンテージはコースを少し知っているぐらいかなと。カリカリ度は上がったりさがったりしています。やはり完走できるのが精一杯だと思います。厳しいコースなので、完走できるだけでも立派とも思うし、気持ちよく走れる環境ということに感謝です。欲が大きくなっているのも事実で、その欲を満たすためにどれだけやったのかというと去年と同じというのが答えです。もちろん師匠からサポートいただいているので、機材はアップグレードしてます。なので、去年より良いタイムと思っていますが・・・。

 

ツールドおきなわまで1ヵ月(幹事特権発動www)

ツールドおきなわまで、あと1ヵ月となりました。昨年と比べて、FTP、Vo2Max、気合は低く、体は絞れていないです・・・。このままだと参加しただけになってしまいそうです。参加できるだけでもありがたく、”もっと速くなりたい”という欲が強く、思い描いているイメージと離れているんだろうと、冷静に(あきらめ?)なろうとしてます。

平日にローラー台ができない代わりに、土日にロングライド&標高獲得するようにしました。パフォーマンス落とさないトレーニングなイメージです。ところどころでベスト更新したりしますが、何とも言えないところです。

今シーズンは大イベントばかりで、中小イベントに参加しなかったことも自分のパフォーマンスの良し悪しがつかめなかったり、気合が入らないのかもしれません。

そんな状況を見かねた師匠から新兵器をインストールしていただきました。喜んで乗っていますが、ある日突然ターボエンジンになってないかなー。

社員旅行の幹事をしたので、目的地を名護にし、1日フリータイムを作りました。ポタリング的に下見ができ、写真撮れたり、景色を楽しめました。学校坂は長く勾配きつい・・・。慶佐次はこたえる。カヌチャあたりでは、もう勘弁と叫ぶ・・・。やはり厳しいツールドおきなわのコース。

ゴールの名護中心部への最後の下り坂からの風景。去年はこれ見て感動しました。

同じくゴール直前の最後の下り坂から名護市中心部の風景

100kmのスタート地点。ヤンバルな雰囲気いっぱいです。

たぶん最終足切りの安部の1つ手前のUpdownの景色。綺麗ですがレース当日は味わう余裕ありません・・・

社員旅行でロードバイク持っていくって、ね・・・www。

日光ライド 2輪経験者がロードバイク速い理由とルート選びと・・・

先日ロードバイク仲間と日光へライドしました。山、海、尾根幹などコースバリエーションはありますが、マンネリ感があったのでいい気分転換になりました。まだまだ暑い日々が続いていますが、猛暑ではなく、日陰は気持ちよくなってきました。日光駅から日光霧降高原に向かい、大笹牧場で休憩し、鬼怒川温泉を抜ける途中で”そば処まごころ”で天ぷらそばをいただきました。畑からとれた野菜の天ぷらのてんこ盛り。いい補給になりました。そして湧き水が冷たくて美味しい(こういうところの写真を全く撮ってない・・・)。その後、伝説のライダー黒川さんの喫茶店Pitinへ。2輪の乗り方話で盛り上がりました。いろいろお伺いしていると、オートバイも体幹が大切とのこと。腕に力が入っているとアクセルワーク等々操作がうまくできないらしいです。コーナリングの体重のかけ方も2輪特有でオートバイ、ロードバイクとも似ているんだろうなと思いました。(盛り上がって、オートバイ始めたら?とお誘いいただきました。遊ぶカネと時間もっといるなwww)

Pitinの前で記念撮影

黒川さんやIさんのお話を伺っているとオートバイされていた方がロードバイクに乗るし、速い理由がよくわかりました。

スタート地点の日光駅。基本下りです。

翌朝はいつもよりとんでもなく早く目覚めてしまったので、早々に出発することにしました。もともと日光から春日部(100kmちょっと)までは自走の予定でした。あまりにも順調だったので自宅(180kmほど)まで行ってしまいました。誤算は都心に近づくほど信号につかまり、道が混んでいるのでスピードが落ちます。また、和光、練馬、三鷹をスッキリ行ける道がわからず迷ってしまいました。救いだったのは、風が弱くほぼ平坦だったのでなんとか行けました。次回やるかどうかわかりませんが、ロードバイクのルートも最短距離ではなく、走りやすい道を選ぶ方が時間短縮できるように思い返してます。

暑さ対策 アイスラリーいいです

超危険なレベルの暑さは少し落ち着いたと思ったので、部屋にこもっていたストレスを発散すべく走りました。熱中症は気を付けてます。

中村大輔氏の著作”HEAT”の暑さ対策を少しやってみました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4594092594?tag=maftracking546685-22&linkCode=ure&creative=6339

COREの深層体温表示は、こんな中のライドで助かります。辛いと感じる以前に、38度越えが続きます。水をかぶっても下がらないのでコンビニで休憩しました。アイスラリーをすべく氷菓アイスを買います。他の物を飲んだり食べたりしている間に、氷菓アイスを首、脇、顔などに当て、少し溶かした状態で食べ始めます。15分ほど休憩すると深層体温は1度程下がってました。かなりリフレッシュした状態で再開できました。強度は違いますが、心拍数は、いつものロングライドで見る120~140あたり、登った後もしばらくすると下がりました。

熱中症を自覚する以前から深層体温は38.2度を超えた状態が続いています。アイスラリー等で深層体温を下げるとパフォーマンスはキープできるような気がします。辛くなる深層温度も、気温との関係もありそうです。(筑波では、深層体温38.2度以上にはならなかったが、気温が38度を超えてから辛く、ピットすることになりました。)感覚や自覚症状に頼っていては危険な場合もありそうです。なかなか奥が深い暑さ対策。

↓Heatの著者の中村大輔氏をはじめ専門家の方々が執筆されてます。

https://www.jpnsport.go.jp/jiss/portals/0/jigyou/pdf/shonetsu.pdf

https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/jiss/athlete%E2%98%86/shonetsu2.pdf

2023夏の筑波8耐4時間ソロ(長いです)

今年も開催されました筑波8耐。今年は連続走行のレベル上げるべく4時間ソロにエントリーしました。最近筑波8耐でいい結果を出せていたので、今回は勝負を賭けましたが、惨敗・・・。言い訳しないのがかっこいいのですが、この失敗を次回に活かすためにも、言い訳、愚痴を残します。

  • レース展開

2時間ソロ、8時間リレー組が初めの3,40分にふるいにかけます。集団の後ろの方で大人しくします。リレーで優勝したチームが積極的にペースを上げます。去年はリレー組のペースアップを流してましたが、今年はついていく人が多かった印象です。時間の経過とともに、下り区間で足止める人が徐々に増えていきました。1時間経過時点では、40人程の集団でした。その後、気温が高くなり(体温越え)、足攣っている方が徐々に出てきて、2時間経過したあたりに集団が30人程になりました。自分もダンシングしたり、ヘアピンの立ち上がりで負荷をかけていくと攣りを感じましたが、なんとかしのいでいました。補給も30分毎にエナジージェル、頻繁にボトルを口にはしていました。2時間ソロ組がゴールした後、急に辛くなり、集団から脱落しピットインしました。意識はしっかりしていましたが、吐き気やボーっとした感がありました。深層体温も38度超えが1時間半ほど続いていました。チームメイトの方々に水かけていただいたり、ケアをしていただきました。30分ほどして、心拍、深層体温が下がってきたので、様子見がてら再出発。再び厳しくなったらやめるつもりでした。休めたこともあって、良さげな集団に入れましたが、15分ほどで脱落。気分は悪くなく、深層体温も38度未満だったので、ゆっくり周回を重ねていきました。最後の10分になって、もうひと踏ん張りできそうだったので、集団に入り、それっぽくゴールしました。3位の方の2ラップ差。2時間まではかなりリードしていたし、再開後のゆっくり周回がなければ表彰台の可能性はありました。

雲一つない天気。時期によっては喜ばしいことですが・・・
  • 反省点、愚痴、言い訳

昨年と1時間、2時間経過時のペースはほぼ同じで、ペース変動はありましたがついていけるペースでした。気温が10度高く、心拍数は10~20高かったので、リレー組、2時間ソロ組のトップ集団に居続ける必要はなかったと思います。1周回を捨ててでも、1回ピットインしパフォーマンスキープを選択すべきだったと思います。気温によって、ピットインの回数を設け、ボトル交換、体に水かけ、首回りに氷袋を詰めるなどし、体温を下げ、心拍をいったん落とすということをするべきでした。

ピットインするつもりなかったので、ボトル1L2本ともスポエネにしました。1本は体にかけるように水にし、ボトルがなくなったらピットインのタイミングにすべきでした。また、EAA粉末を入れたら大根おろし汁のような味になり、味見しておくべきでした。

レースの前日は仕事を休むべきでした。柄にもなく忙しく、精神的な疲労があったり、寝不足もありました。。

7月の気温が高すぎて、実走したくなく、ローラー台もやる気が起きませんでした。。

暑さ対策の書籍ありました。これ読んでおけば・・・

https://www.amazon.co.jp/dp/4594092594?tag=maftracking546685-22&linkCode=ure&creative=6339

と、対策できること、どうしようもないことあります。熱中症直前で済み、無事に終え、帰れたので良しとするべきと思います。翌日は普通に過ごせたし、あの気温で2時間もガチガチやっている中にいれたのもいい材料です。暑さ対策であったり、気温によっては勝負の仕方を変えたりして、次回は走り切りたいです。