ロードバイクが好きになった中年の日記

中年になってロードバイクに目覚めた記録です。URLは愛嬌です。

たかがパンク、されどパンク

先日、尾根幹にある小山台周回コースに行きました。早い方ばかりでモチベーションが上がります。3周目に入ったところで、なんとなく後輪の反応が柔らかい???と思い、ちらと見たらパンクしていました。前回のパンクと違い、必要な工具もあり、ロングバルブの予備チューブ、穴を塞ぐパッチ、ゴムのり、CO2ボンベ持ってます。なので、かるーい気分。パンク修理は基本中の基本です。
しかし、落とし穴はありました(涙)。
歩道で順調にタイヤを外しチューブ交換していました。”大丈夫ですか?”と声をかけられるとホッとします。順調に修理すすんでいるので、"大丈夫です、ありがとうございます❗”と笑顔で答えます(笑)。中には、こんなところでパンクなんてダセみたいな雑言も良く聞こえます。こういったトラブルの時は、心の温かさが身にしみます。
腕が張っている中、なんとかチューブ交換を終えタイヤもはまり、さぁ空気入れようとCO2ボンベを装着し、CO2注入と思っていたら、あれCO2が入らない、???、差し込み口間違えた?と軽くパニック。バルブの回す方向確かめたり、いろいろ考えてパニックはますばかり。時間ばかり過ぎて行くので一本だけのCO2ボンベ諦めて、空気入れを練習しているライダーに借りようと観念しました。
↓CO2ボンベです。正しく使えれば、数秒で空気が入ります。
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改めて、空気がはいらない理由を確認すると"仏式バルブの先を緩めてなかった(恥)”というこれまた初歩的なミス。
仏式バルブの先↓
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手動の空気入れの代わりの装備が未熟なことに情けなく、予期せぬことが起きると基本すらわからなくなる典型的な状況になりました。自分の未熟さが原因わかったところで、さぁ空気入れ借りようと声をかけようとするも、昼前なのか急にライダーの方々は通らなくなりました。通りがかってきても、声をかける気持ちが半端なせいか、オッサンなせいか、相手にしてくれません。となると、だんだん切羽詰まってきてお腹から声がでるようになりました。練習中にわざわざ止まってくれましたが、生憎空気入れをお持ちでない。確かに東京近郊なのでパンクはあまり想定していないです。
何回か繰返しているうちに、空気入れをお持ちの方が止まってくれました。手動の空気入れだけでなくCO2ボンベもお持ちでした。手動は大変なこともご存じな様子で、サッとCO2ボンベを差しだしてくれました。さすがにCO2ボンベはと思いお断りしてたのですが、やはり焦っていたり凹んでいたこともあり、お言葉に甘えお借りしました。間違えずに装着したら、すぐに空気パンパン。いやー、これを待っていました。周回練習をされてる様子なので、コンビニでコーヒー等々(ケチ臭いです・・・)の御礼することを伝え、後輪を無事装着し走行再開しました。あと2周しようか、いやいや助けていただいた中でまたトラブルにあったらあまりにも情けないという思いで揺れました。とりあえず、約束のコンビニでお待ちしお見かけすると、”いいですよ、もう1周するんで”と。改めてこの場をお借りして御礼申し上げます。もし、自分がサポートすることになったら同じようにしようと決心しました。
さて、自宅に戻る途中だんだん後輪がフワフワした感がでてきました。CO2注入が少なかったかなと思いつつ、さらに柔らかくなっていくので???でした。とりあえず、騙し騙し乗り無事帰宅しました。新品チューブにしたのに???でした。チューブ交換の際に異物がないかホイールを振って異音がないか確認したり、トレッド面も小石など踏んだ跡はありましたが異物は残っていませんでした。タイヤを再度外しチューブをチェックすると穴が空いてました。タイヤの内側をチェックすると、あった!細い針のようなガラスがタイヤを突き抜けて刺さってました。軽く押すだけで折れました。この程度の硬さのものだったので、少しでも角度がズレてたらパンクしなかったかもしれません。とはいえ、このようなトラブルに合わなかったら装備の甘さに気づかなかったかもしれません。また、練習をやめて帰る選択したのは正解でした。
久しぶりのパンク修理。装備の甘さに反省と、見ず知らずの他人を助けていただいたことに改めて感謝です。